食物アレルギーの症例をまとめてご紹介です。

左:治療前  右:治療後

どの子も治療期間は1~2ヶ月です



症例①
柴犬さん

目やマズルを掻いて皮膚が荒れてたのがキレイに治りました。
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足も噛んでハゲができていましたが気にしなくなりました。
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症例②

柴犬さん

この子も目とマズルの痒みがありましたが、痒がらなくなりました。
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四肢の先を噛んでいましたが気にしなくなりました。ちゃんと毛が生えて元通りです(^^)
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症例③
フレンチブルドックさん

この子はあまり痒みが無いとのお話でしたがそれでも食物アレルギーは除外できないため除去食試験を実施。
見事に毛が生えました。
フードを変更すると再発したため、元の除去食に戻して経過観察中です。
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この3例に共通するのは生後1年未満だということ。
 
1年未満の発症は食物アレルギーの可能性が高いです。
 

また体の両側に症状が出ていること。

片側だけの場合は感染症(細菌、真菌、寄生虫)を疑います。
 

アレルギー犬種であること。

柴犬やフレンチブルドックはアトピー性皮膚炎だけではなく食物アレルギーも多いです。
 
 
食物アレルギーには除去食がほぼ唯一の治療法です。
 
症状が落ち着いた後であればフードの変更も可能。
 
除去食による治療は1~2ヶ月で答えが出ますので、なるべく早くに実施してあげたいですね。